英語では,be動詞と一般動詞(ぼくはdo動詞と呼んでいる)をきびしく区別することが必要です。
ところが,入門期の生徒には,それがかなり難しいようです。
I am like apples. なんてやるのがざらです。
だから,be動詞と一般動詞はそのまま同じ文には使えないよ,と繰り返し注意しています。
ぼくのテキスト「プログラム学習英語」の練習問題は和文英訳になっているので,日本語を読んで,be動詞の文なのか一般動詞の文なのかを判断しなければなりません。いろいろやってみました。
一年ではbe動詞は is, am, are だけで,その他の動詞はすべて一般動詞だ,たくさんある。 run(走る),play(する),write(書く)などで, 主語の動き,状態などをあらわす。
でも,なかなか理解してくれません。
それで,最近思いついた説明法。いま数人にそれで教えていますが,けっこう理解しやすいようです。最近思いついたので,ぼくのテキストにも書いてありません。
「文末(文の最後)の部分に,『ます』をつけて自然になるのは『do動詞(一般動詞)』だ」
というもの。
「私は勉強する」に「ます」をつけると,「私は勉強します」不自然ではないね。だから,この文はdo動詞の文。
「彼は本を読む」→「彼は本を読みます」(do動詞)
「彼は詩を書く」→「彼は詩を書きます」(do動詞)
「彼は考える」→「彼は考えます」(do動詞)
「空は青い」 これに「ます」をつけると,「空は青い・・・ます」????
「ます」はつかない。だからこの文は「be動詞」の文。
疑問文,否定文の場合は,平叙文に直してから考える
「彼は本を読まない」→「彼は本を読む」→「彼は本を読みます」(do動詞)
「彼は本を読みますか」→「彼は本を読む」→「彼は本を読みます」(do動詞)
ただし,例外はあります。これは日本語と英語の単語の品詞の違いです。
「好き(like)」には,「ます」はつかないが, like はdo動詞
「私は疲れている」は,「疲れています」になるが,tired(疲れている)は形容詞なのでこの文はbe動詞の文になる。
like の品詞は動詞です。だから,日本語訳を「好む」にすれば,「ます」はつきます。
「私はリンゴがすきです」→「私はリンゴを好む」→「私はリンゴを好みます」
そう考えると例外とは言えません。ただ,like は「好きです」でよく出るので「好む」とするより「好きです」はdo動詞と覚えさせた方がいいでしょう。
tired は形容詞ですが,日本語の「疲れる」は動詞です。だから例外になります。tired を日本語の形容詞で表せればいいかもしれませんが,うまく対応するのを思いつきません。
このような日本語と英語の違いはあります。だから例外はまだあるでしょうが,一応
「文末(文の最後)の部分に,『ます』をつけて自然になるのは『do動詞(一般動詞)』だ」
という説明はうまくいきそうです。
ところが,入門期の生徒には,それがかなり難しいようです。
I am like apples. なんてやるのがざらです。
だから,be動詞と一般動詞はそのまま同じ文には使えないよ,と繰り返し注意しています。
ぼくのテキスト「プログラム学習英語」の練習問題は和文英訳になっているので,日本語を読んで,be動詞の文なのか一般動詞の文なのかを判断しなければなりません。いろいろやってみました。
一年ではbe動詞は is, am, are だけで,その他の動詞はすべて一般動詞だ,たくさんある。 run(走る),play(する),write(書く)などで, 主語の動き,状態などをあらわす。
でも,なかなか理解してくれません。
それで,最近思いついた説明法。いま数人にそれで教えていますが,けっこう理解しやすいようです。最近思いついたので,ぼくのテキストにも書いてありません。
「文末(文の最後)の部分に,『ます』をつけて自然になるのは『do動詞(一般動詞)』だ」
というもの。
「私は勉強する」に「ます」をつけると,「私は勉強します」不自然ではないね。だから,この文はdo動詞の文。
「彼は本を読む」→「彼は本を読みます」(do動詞)
「彼は詩を書く」→「彼は詩を書きます」(do動詞)
「彼は考える」→「彼は考えます」(do動詞)
「空は青い」 これに「ます」をつけると,「空は青い・・・ます」????
「ます」はつかない。だからこの文は「be動詞」の文。
疑問文,否定文の場合は,平叙文に直してから考える
「彼は本を読まない」→「彼は本を読む」→「彼は本を読みます」(do動詞)
「彼は本を読みますか」→「彼は本を読む」→「彼は本を読みます」(do動詞)
ただし,例外はあります。これは日本語と英語の単語の品詞の違いです。
「好き(like)」には,「ます」はつかないが, like はdo動詞
「私は疲れている」は,「疲れています」になるが,tired(疲れている)は形容詞なのでこの文はbe動詞の文になる。
like の品詞は動詞です。だから,日本語訳を「好む」にすれば,「ます」はつきます。
「私はリンゴがすきです」→「私はリンゴを好む」→「私はリンゴを好みます」
そう考えると例外とは言えません。ただ,like は「好きです」でよく出るので「好む」とするより「好きです」はdo動詞と覚えさせた方がいいでしょう。
tired は形容詞ですが,日本語の「疲れる」は動詞です。だから例外になります。tired を日本語の形容詞で表せればいいかもしれませんが,うまく対応するのを思いつきません。
このような日本語と英語の違いはあります。だから例外はまだあるでしょうが,一応
「文末(文の最後)の部分に,『ます』をつけて自然になるのは『do動詞(一般動詞)』だ」
という説明はうまくいきそうです。
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Comment

ヒカリさん,いつもコメントありがとうございます。
存在のbe動詞は,確かに「ます」がつきます。ご指摘の通りですね。
ぼくのテキストでは,「ある」「いる」は,単語帳からすぐ is, am, are が出てくるので,それほど生徒も悩まないので,ぼくもあいまいになってしまいました。
進行の文では,ing を「~しているところ」,受動態の文では,過去分詞を「~されている状態」としているので,「です」が出てきます。少し無理矢理ですが。
ただ,ご指摘はそのとおりだと思います。
存在のbe動詞は,確かに「ます」がつきます。ご指摘の通りですね。
ぼくのテキストでは,「ある」「いる」は,単語帳からすぐ is, am, are が出てくるので,それほど生徒も悩まないので,ぼくもあいまいになってしまいました。
進行の文では,ing を「~しているところ」,受動態の文では,過去分詞を「~されている状態」としているので,「です」が出てきます。少し無理矢理ですが。
ただ,ご指摘はそのとおりだと思います。
Yoji | URL | 2008/11/14/Fri 23:19[EDIT]

Yojiさん
いつも勉強になります。説明法を探すのは楽しいですよね。
日本語でも動詞と「ます」の関連は強いですよね。こちらは例外はまだ見つかりません。
英語では「私はここにいるよ」は「います」ですが、同じくamです。
また、am,is,areは完了や受身や進行でも使われるので、「動いています」などなってしまいますね。
いつも勉強になります。説明法を探すのは楽しいですよね。
日本語でも動詞と「ます」の関連は強いですよね。こちらは例外はまだ見つかりません。
英語では「私はここにいるよ」は「います」ですが、同じくamです。
また、am,is,areは完了や受身や進行でも使われるので、「動いています」などなってしまいますね。
ヒカリ | URL | 2008/11/14/Fri 13:58[EDIT]
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