Kiidle の電子書籍「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)大崎 梢」
を、Kindle Unlimited で追加料金なしで手に入れ、スマートフォンの読み上げ機能を使って、聞く読書をしました。
次は Kindle ストアにあった本の内容紹介です。
しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。近所に住む老人から渡された「いいよさんわん」という謎の探求書リストや、コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性に、配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真……。杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、初の本格書店ミステリ。シリーズ第1弾。
とてもとても面白かったです。
短編集です。
殺人や誘拐といった大きな事件が起こるわけではなく、日常的なちょっとした事件です。
その事件の謎を書店の店員が解いて行きます。
例えば、書店に一人の女性が訪ねてきます。 入院中にその母親が本をいくつか買ってきてくれた、
その本は、その書店で店員が勧めてくれた、
とても慰められたのでお礼を言いたいとのこと。
ところがその本を選んだ店員が誰なのか見当がつかないのです。
さあ誰なのかというミステリー。
それを見事に解いていきます。
本当に面白かったです。 おすすめです。
- 関連記事
-
- 大崎 梢の「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」 (2022/04/25)
- 新共同訳『新約聖書』 (2022/01/12)
- 岸田るり子の「密室の鎮魂歌(レクイエム)」 (2022/01/07)
- 内藤 淳の 進化倫理学入門~「利己的」なのが結局、正しい~ (光文社新書 (2021/12/18)
- 齋藤孝監修「1分間資本論 差がつく実学教養5 (1分間名著シリーズ)」 (2021/12/12)
TB*URL |