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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

三単現のsは不要か?
 三単現の文かどうかを区別し,そしてsをつけるべきかどうか判断するのは面倒です。そして,sをつけたからといって意味が変わるわけではありません。

 こんな面倒なことをさせて,意味が変わらないのなら,無意味じゃないか,

 ぼくも以前はそう思っていました。だから,そういうのは,なくすべきだ,と。

 でも,最近はそうは思いません。

 二人称単数主語を表す英語は you です。

 しかし,日本語にはたくさんあります。
 いまヤフーの辞書(類語)で「あなた」をひくと

「あなた様 そちら そちら側 そちら様 そなた 御身 貴下 貴殿 貴所 貴兄 貴姉 
▽あんた 君 お前 
▽その方 そち 汝(なんじ) 貴君 貴様 貴公」

 が出ました。たくさんあります。これはすべて「you」です。意味に変わりはありません。二人称単数主語を表します。

だいぶ前ですが,桂枝雀さんの本を読みました。落語を英語でやるのです。そして,

 「へい,そこのおっちゃん」

 という部分。uncle は使えません。いろいろ検討して

 Hey! you. にしかならなかったそうです。

 「おっちゃん」もYou なんです。つまらないですね。

 食堂で給仕する女性を呼ぶ「おねえちゃん」もYou です。

 意味は変わらないから,「全部『あなた』にしよう」ということにしたら,あなたは賛成しますか? ぼくは反対です。

 意味はおなじだが,ニュアンスが異なるよ,という意見も出るでしょうね。確かにそうです。

 しかし,三単現のsもそれがあるために,その主語は三人称単数であることが分かるということではニュアンスが異なるといっていいのではないでしょうか。

 とにかく三人称のsがつくことによって,情報量が増すことは確かなのです。ぼくら日本人にとっては確かに面倒なsですが,You を考えると,ぼくらはこんなに区別しながら使っているんです。そしてそれを楽しんでいる。だから,三単現のsも面倒ですが,学んでいきましょう。 
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