連続テレビ小説「ちむどんどん」を毎朝見ています。
最初の頃、子ども時代ののぶ子がお父さんと一緒に沖縄そばを作ります。沖縄そばは小麦粉で作りますが、その麺の生地を足で踏む場面が出ました。
僕はそれを見て、あれ?沖縄そばを足で踏むのは見たことないぞ、と思いました。 僕の知る限り、沖縄そばの生地を足で踏むというのは聞いたことがありません。
テレビで讃岐うどんの生地を足で踏むのは見たことがあります。
ドラマでは、その方が面白いので真似たのかなと思いました。
ただ僕は、沖縄そばについて広く知っているわけではないので、足で踏むのが絶対に間違いだとは言い切れませんでした。 それでもたぶん間違いだろうな、という感じがしました。
さて、先日、妻が数人の知人とおしゃべりを楽しんだそうです。
そこで、連続テレビ小説「ちむどんどん」の話になり、沖縄そばを足で踏むのはおかしいよね、という話題になりました。
その中に、今帰仁(なきじん)村の出身の人がいました。今帰仁村は、沖縄北部やんばるにあります。世界遺産の今帰仁城址や観光で有名な古宇利島があるところです。
その方によると、今帰仁では沖縄そばを足で踏んだとのこと。 子どもの頃にそれを見たことがあるそうです。
行事などで、大量に沖縄そばを作る時には足で踏んでいたそうです。
なるほど少なくとも今帰仁では足で踏むことがあったのですね。
「ない」という証明はとても難しいです。
今回も沖縄そばを足で踏むということはないと思いましたが、一つの反証で、すぐにひっくり返ってしまうのです。
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