FC2ブログ
セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

両立しない行動を強化する
行動分析学による問題行動をなくすひとつのテクニックを紹介します。

 学習時間中のおしゃべり,無意味な席立ちなど,やって欲しくない行動がありますね。

 それをなくすにはどうすればいいか。

 たいていはそういう問題行動をしたときに,注意するということが考えられます。
 それで,なくなることもあります。

 ただ,問題行動というのはけっこう屈折したものがあります。

 つまり,叱られたいために問題行動を起こすことが少なくないのです。

 というよりも,叱られてもいいから注目されたい,関係を持ちたいというのが人間の中にはあるのです。

 それで,わざと問題行動を起こす。注意される,叱られる。その子にとっては効果はあったわけですから,また問題行動を起こす。そういう悪循環におちいるのですね。

 それではどうするか。

 問題行動を起こしていないときを多くするように指導するのです。

 具体的にいえば,静かにしているときに,肩に手をかけながら,声をかけます。
 「おっ,○○くん,やっているな」
 
 これだけでもいいのです。
 先生はぼくに注目してくれた,それがその子にとってはとてもいい気持ちにさせるのですね。

 たいていは,静かにしているときは,ほっとしていてその子に声をかけることはありません。だから,かなりこちらが気をつけなければいけないのですね。



 以下,正直なところを書きます。

 この方法は有効です。私はできるだけそのようなことをするように努めています。それができているときは効果があると思っています。

 しかし,現実は,学習時間中は生徒の質問に追われていて,ゆっくり問題行動を起こす子に注意がいかないのですね。だから,静かなときには無視しているという状態が多いです。

 ただ,あまり知られていないこのような方法をみなさんにも知ってもらいたくて書いてみました。

(mixiに書き込んだものの転載です)


{: 2007年12月17日(月) から引っ越し}

関連記事
スポンサーサイト




Comment

 秘密にする

こちらのブログにもお立ち寄りいただき、しかもコメントまで残して頂いて とても嬉しいです。
フィールドが多少違うだけで、最終的な目的はよく似ているので、お互いがんばりましょう。
自分の英語の勉強にも利用させていただきます。
楽しみにしております。
shingoro | URL | 2008/01/17/Thu 00:10[EDIT]
shingoroさん,コメントありがとうございます。

 行動分析学は,長年心理学者が実験をした結果を応用したもので,けっこうおもしろいです。

 私自身がおもしろいと思ったことを今後も書いていきたいと思っています。

 よろしくお願いいたします。
Yoji | URL | 2008/01/16/Wed 23:24[EDIT]
本当におっりゃるとおり。にわかには信じがたいのですが、子どもは注目してほしいために労力を惜しまないですね。これをはき違えている教育者が問題行動が生起する度に注目を与えている。。。そりゃ問題行動がなくならんわけですな。

こちらのブログではいろいろ勉強できそうですね!今後もよろしくお願い致します。
shingoro | URL | 2008/01/16/Wed 22:59[EDIT]
Track Back
TB*URL

Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.