国文法へのグチをいくつか書きました。書いているうちに思い出すものです。きょうも書いてみます。
助詞と助動詞のちがい分かりますか?
助詞も助動詞も付属語ですが,助動詞は活用があるが,助詞は活用がない,ということで区別されるのです。
さて,
推量・意志の助動詞「う」「よう」は,終止形,連体形だけしかありません。連体形も「う」「よう」で,活用しません。打ち消しの推量・意志の「まい」もそうです。
文英堂の「くわしい国文法」には,無変化型とあります。
どうですか。活用がなければ,助詞ではないか,と思うのですがどうでしょうか。
長い間,そのように思っていて,国文法はめちゃくちゃだとぐちっていました。
でも,これには訳があったのです。
何で読んだのか忘れましたが,
これらの助動詞は文語では,ちゃんと活用があったのだそうです。
「う」は文語では「む(ん)」だったのでしょうか。古典はまったくだめなので検索してみたのですが,自信ありません。
「む」は,「む・む・め」と活用します。だから助動詞。それが変わって「う」になり,そして活用がなくなった。しかし,助動詞としての分類だけが残った。
そういうことなのでしょう。
だから,まあそれはしようがないかな,と思います。活用がなくなったのだから助詞ということにしましょう,というのもひとつの手かもしれませんが,それもどうかな,と思います。
ただ,そういう説明はぜひして欲しいです。ぼくのような理屈っぽい人間には,理屈が通らないと頭に入らないので。
ブログの国語に関する記事をまとめました。
助詞と助動詞のちがい分かりますか?
助詞も助動詞も付属語ですが,助動詞は活用があるが,助詞は活用がない,ということで区別されるのです。
さて,
推量・意志の助動詞「う」「よう」は,終止形,連体形だけしかありません。連体形も「う」「よう」で,活用しません。打ち消しの推量・意志の「まい」もそうです。
文英堂の「くわしい国文法」には,無変化型とあります。
どうですか。活用がなければ,助詞ではないか,と思うのですがどうでしょうか。
長い間,そのように思っていて,国文法はめちゃくちゃだとぐちっていました。
でも,これには訳があったのです。
何で読んだのか忘れましたが,
これらの助動詞は文語では,ちゃんと活用があったのだそうです。
「う」は文語では「む(ん)」だったのでしょうか。古典はまったくだめなので検索してみたのですが,自信ありません。
「む」は,「む・む・め」と活用します。だから助動詞。それが変わって「う」になり,そして活用がなくなった。しかし,助動詞としての分類だけが残った。
そういうことなのでしょう。
だから,まあそれはしようがないかな,と思います。活用がなくなったのだから助詞ということにしましょう,というのもひとつの手かもしれませんが,それもどうかな,と思います。
ただ,そういう説明はぜひして欲しいです。ぼくのような理屈っぽい人間には,理屈が通らないと頭に入らないので。
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