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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

有機物と無機物
 みなさんは,有機物と無機物の区別をどのように教えていますか。

 教科書(東京書籍:新しい科学1分野上)には,次のようにあります。

 砂糖やデンプンを熱すると,こげて炭素を多くふくんだ炭ができる。さらに強く熱すると,炎を出して燃え,二酸化炭素と水ができる。このような炭素をふくむ物質を有機物という。ロウ,エタノール,プラスチック,プロパンなども,有機物である。これに対して,食塩や金属など,有機物以外の物質を無機物という。



 もちろん,間違えてはいません。しかし,分かりにくいです。また,炭素をふくむ物質といっても二酸化炭素,ダイヤなどは,例外で,有機物ではありません。
 区別がつきにくいです。

 ぼくは,

 基本的に,有機物は,「生物がつくるもの」「生物のからだをつくるもの」または  「生物を原料とするもの」です。有機物は「生物的」,無機物は「無生物的」というイメージですね。現在,人工的に有機物をつくることができますが,基本的には上のように理解しましょう。


 ということで教えています。

 もともと有機物というのは,「有機化合物は生体が産生する化学物質である」とした歴史的な定義があったのだそうです。しかし,人間はその有機物を作り出すことができるようになった。だから,その歴史的な定義ではなく,「有機化合物(ゆうきかごうぶつ、organic compounds)とは、炭素原子を構造の基本骨格に持つ化合物の総称である」という定義に変わったのだそうです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 この「歴史的な定義」の方が,分かりやすいです。だから最初はそのような教え方をし,しかし,現在は人間がそれを作ることができるから,正確にいうと・・・,という説明にした方がいいと思うのです。

 ただ,それでも有機物と無機物の区別はつきにくいです。
 砂糖は有機物か無機物か。すぐには分かりません。しかし,「砂糖はどのようにしてできるの?」と尋ねると,分からない人も多いのですが,「さとうきびから」という答えをなんとか導くことができます。(まわりにサトウキビ畑が多いセルフ塾でも分からない生徒は多いですね)
 では,砂糖は無機物?有機物?と問うと答えが出てきます。

 ロウ,石油などもどのようにしてできたのかから考えさせ,教えてやっと導くことができます。しかし,そのようにした方がまだイメージがわくと思うのですが,どうでしょうか。

 プログラム理科中1の「有機物と無機物」のページを,PDFファイルにしました。
 ご覧になりたい方は,次の「PDFファイル」をクリックしてください。
そして,次に「15有機物と無機物」をクリックし.そして「ファイルを開く」をクリックしてください。

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 このセルフ塾のブログの化学に関する記事をまとめて出版しました。


 このセルフ塾のブログの生物に関する記事をまとめて出版しました。



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