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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

化学反応の質量は,曲の字で
 きょうも,曲の字の宣伝として,昨日の授業を紹介します。

 入試予想問題から。理科です。

問題,銅粉をステンレス皿にそれぞれ,0.4g,1.2g,1.6g,2.0gはかり取り,よくかき混ぜながら加熱したところ,銅はすべて酸化銅に変化した。表は,銅の質量と加熱後に生じた酸化銅の質量の関係を表したものである。

( ここでは,銅0.4gから酸化銅が0.5gになることだけ示しておきます。)

問4,銅粉12.0gをステンレス皿に取って加熱したところ,一部が反応せず,加熱後の質量をはかったところ14.5gであった。ステンレス皿の中には,反応していない銅は何g残っていたか。答えなさい。



 化学反応で,質量を問う問題では,曲の字表を利用する。
(空欄の曲の字を黒板に描く)
┌──┬──┬──┐
│*  │ * │ * │
├──┼──┼──┤
│*  │ * │ * │
└──┴──┴──┘
( * は空欄です)

Cu+O2→2CuO だから,銅を左,酸素を真ん中,酸化銅を右に書くよ。

 銅の反応は何対何になるか?

「4対1」
(入試直前で覚えている子も少なくない)

 そう,銅と酸素は4:1になる。これは覚えていた方がいいけど,覚えなくてもいい。こういうのは,問題で示されている。

 表から,銅0.4gから酸化銅が0.5gになっていることが分かるね。これを使えばいい。
 簡単にしよう。どうなる?

「 4:5」

 そうだ。この4は下の欄の左に書く。5はどこに書く?

「下の右」

 そう。

┌──┬──┬──┐
│*  │ * │ * │
├──┼──┼──┤
│ 4  │ * │ 5 │
└──┴──┴──┘

 すると,下の真ん中はどうなる?

 「1」

 そう1だ。
(「なぜ,そうなるの?」という声も。)

 銅4から酸化銅が5できる。なぜか。
「酸素がくっついたから」

 そう。いくらくっついたんだ?
「あ,1だ。」(納得の表情)

┌──┬──┬──┐
│*  │ * │ * │
├──┼──┼──┤
│ 4  │ 1 │ 5 │
└──┴──┴──┘

 さて,銅粉12.0gが14.5gになった。いくら増えた?

「2.5g」

 そうだ。これは何の重さだ?
「酸素」

 そう酸素だ。だから上の欄の真ん中に2.5gを書く。
 では,上の左を求めてみよう。分からないからxとする。

「ここは,12.0じゃないの?」の声。

 ここは12.0じゃないよ。銅がすべて酸化銅になったわけではない。すべて変わったのではないから,この12.0はここでは使えない。

┌──┬──┬──┐
│ x │ 2.5 │ * │
├──┼──┼──┤
│ 4  │ 1 │ 5  │
└──┴──┴──┘

xはいくらになった?
 「10」

 そう10だ。では,反応していない銅は何gだ。

「あっ,12から引けばいいんだ。2です」

 そう,だから答えは2.0gだ。

 反応せずに一部が残るというのは,少し理解しにくいようです。だから,その後図を描きながら少し説明を加えました。

 以上,今回も
中学数学・理科が「田の字表」なら解ける・わかる・点がとれる! (アスカビジネス)
 のコマーシャルでした)

 でも,本当に使えますよ。田の字,曲の字は。
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