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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

時制の一致,英語は積の展開,日本語は,和の展開
 中学英語では,時制の一致をきちんとは習わなくてもいいようです。ただ,ぼくのプログラム学習英語の中3では教えています。

 しかし,なかなかうまくいっていません。日本語だけで,節の時制を考えさせるようにしているのですが,理解しにくいようです。改訂するときには,図示しながら解説を加えたいと思っています。改訂がいつになるかは未定。

 日本語と英語では,節の時制の一致がかなり異なります。

 いまふと思ったのですが,英語の時制の一致は数学の積の展開に似ていて,日本語の場合は,和の展開に似ているように感じます。

 「私は少年です」と彼は言った。

 という文があります。
 日本語の場合,このカギかっこを外しても

 私は少年です,と彼は言った。

 でしょうね。

 x+(a+b)= x+a+b で,かっこがなくなるだけ。他に変わるところがありません。

 しかし,

 He said “ I am a boy”. 「私は少年です」と彼は言った。

のクォーテーションマークをとると

 He said he was a boy. 彼は少年だった,と彼は言った。

 になります。

 x(a+b)= ax+bx のように括弧の中にかけていき,中身が変わってしまいます。

 かっこの外がhe なので,マークの中にあった I はhe に,said は過去なので,am は過去の was になります。

 過去×(現在)=過去
 過去×(過去)=大過去
 過去×(未来)=過去の一地点からみた未来

 このようにクォーテーションマークが外れると,その外の主節の時制を従属節にかけるようになります。

 別の観点から見てみると
 英語の場合,クォーテーションマークが外れると,実際に起こった,実際にある状態がそのまま出てくるわけです。

 He said he was a boy. のように彼が少年だったのは過去のことなので過去になるわけです。外から見ている感じ。

 クォーテーションマークの中にあって保護されていたのが,その保護が外れて中身がそのままさらけ出されたようなものです。

 しかし,日本語の場合は,主節にいるところから節を見るのです。

 「彼は言った」その時点に立ってみると,「彼が少年だった」のは現在なので,現在で表すのですね。

 よく分からないのですが,ぼくの仮説です。

日本には昔はセリフを引用するような記号はなかった。外国語が入ってきて,引用符があったので,それをまねしてカギ括弧を作った。しかし,その中身が変わるというところまで徹底してまねるようにはしなかった。
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