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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「教える」と「教え込む」
 studyとlearnの違い,分かりますか。studyは「勉強する」,learnは「学ぶ,学習する」という訳がふつう当てられます。

 政村秀實著「図解英語基本語義辞典」から抜粋します。


learn 「覚える,学ぶ,」五感を通して情報・知恵・技術などを総括的に身につける。

study 「勉強する」対象を細かく観察して考察を加えること。studyは身体機能のうち,目を用いることで始まる。studyされたものが成果として残ることをlearnと言う。

 studyの対象のほうが,learnの対象に比べて具体性が高く,したがってstudyは対象を「かじる」ように学べるが,learnは「飲み込む」ように修得しなければならない。あるいは,study+study+study→learn ,つまりstudyという動作の成果としてlearnという状態が生じる。


 「studyという動作の成果としてlearnという状態が生じる」のです。
 だから,studyしたけど,learn していない,ということもありうるのですね。
 
  ぼくは,「教える」「教え込む」にも似たような関係があるように思います。

 教師は「教えた」。しかし,その成果は生徒の頭には残っていない,という状態です。

 「教える」は,「知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。」ことです。
 それに対して「教え込む」は,「完全にわかるまで十分に教える。」ことです。

 「きのう,ちゃんと教えただろう。なぜ,きょうはできないんだ」というとき,確かに「教え」は,したのでしょうが,「教え込ん」ではいなかったのです。

 ぼくらはついつい教えたつもりになります。しかし,ただ単に表面的に教えるということではいけないのです。生徒の頭の中に教えたことがちゃんと入って残るまでしなければいけないのです。
 「教え込む」というと,何かギューギュー頭に詰め込むようなニュアンスが感じられますが,ぼくの言いたいのはそうではなく,「教える」という行為の成果としてきちんとその内容が生徒に伝わっているのかをいつも気にしなければいけないということです。教えたということで自己満足するな,ということです。
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