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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

ピグマリオン効果
 前の記事では,,ギリシア神話の「ピュグマリオーン」を紹介しました
 その神話にちなんで名付けられた心理学の用語に「ピグマリオン効果」があります。それを紹介します。

 アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが次のような実験をしました。

 小学生に普通の知能テストをさせます。そして、その結果を担任の教師に「このテストはどの子どもの学力が伸びるかどうか,予測できるものです。先生にだけ、将来伸びる子の名前を教えましょう。」と言って,名前を教えました。しかし、その生徒は知能テストの成績に関係なく、無作為に選ばれた子でした。つまり,先生をだましたのですね。

 それから1年後、再び知能テストをしました。すると、名前をあげられた子は、そうでない子に比べて明らかに成績が上がっていたのです。

 なぜ,子どもたちの成績があがったのでしょうか。

 次のように考えられます。先生はその子ども達が伸びると期待しました。そして,あなたならできるだろう,という期待をこめた態度で接したのです。授業中,積極的に質問をして答えさせます。答えにつまった様子を示したとき,「あなたならできると思うよ」と励ましたことでしょう。先生の手伝いもさせます。そして肯定的にみたのです。子どもたちは先生がそのように接するものですから,それに応えようとしたのです。だから成績が伸びたのです。

 このように、「他者に対する意識的・無意識的な期待が相手に伝わり、期待通りになること」を「ピグマリオン効果」とよんでいます。先に紹介したギリシア神話にある面でよく似ています。

 なお,このピグマリオン効果は,心理学的にまだ認められていないようです。きちんとした実験で同じような結果がまだ得られていないとのことです。

 でも,ぼくは効果はあると思っています。
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